月別アーカイブ: 2015年12月

2015年最後の一日

さて、今年もいよいよ残すところ数時間となりました。

折角なので少し今年を振り返ってみましょう。

このブログや他の記録を見ましたが、今年も本当に沢山の事があったんですね。生徒たちの全国大会での大活躍。出身プロたちの大活躍。様々な団体、国との交流戦。全国、海外からプロ志望のこどもが集まる春合宿。洪道場詰碁集の出版。そしてプロ試験での様々な想い。

実は囲碁界のカレンダーの殆どはプロ試験で埋まっています。なんと約10ヵ月間はプロ試験があります、一体何錠の胃薬を飲めばいいのでしょうか・・・6年連続でプロ棋士を輩出していますが、嬉しい事ばかりでないのがプロ試験ですね。

かなり大まかに振り返らせていただきました。今年も道場を支えて頂いた保護者様、交流戦でお世話になりました各団体様、プロ・アマ大会を支えて下さっている関係者様、そして日本囲碁界ファンの皆さま、本当に沢山の人のおかげで今年もどうにか乗り切る事が出来ました。感謝に堪えないです。来年もご期待に応えられるように最善を尽くしたいと思いますので、どうぞ2016年も宜しくお願い致します。

では、良いお年をお迎えください^^

教育と囲碁

今回は教育と囲碁の関係性について少しお話したいと思います。

囲碁をやっていない友人に囲碁のイメージを聞くと、「老後の遊び」「頭良さそう」「難しい」などといった意見が多くなります。中には本気で五目並べやオセロと勘違いしている人もいました!!五目並べとの差が分からない人は意外に多い気がします。

「老後の遊び」・・老後の遊びというよりは「老後も遊べる」ですね!イメージがついたのは競技人口が先細りした逆ピラミッド型ですし、一般の人が碁を打つ碁会所の平均年齢も高い傾向がある為だと思います。

「頭良さそう」・・これは偏見!と言いたいところですが、確かにプロ入りを諦め学業に戻った人は旧七帝大をはじめ早稲田・慶応などに行く人がかなり高い割合なのは事実です。しかし囲碁をしたから頭が良くなるなんて事はないと思います。自分は囲碁の通して「集中力」「継続的に努力する力」は身に付くと思うので、このあたりが原因だと考えています。

「難しい」・・ん~。難しくない!事はないんですよね^^;例えばサッカーで言えばメッシのドリブルをみて「難しい」という人は少ないと思います、「凄い!!」ですよね?これが囲碁には無い気がします。「凄い!!」→「やってみよう」→「難しい」このプロセスは興味を持ってもらうためにはとても大切で、囲碁の場合始まりが「難しい」でそのまま終了します。先に「凄い!!」がある事によって、その先に「難しい」があっても頑張れるわけです。

前座が長くなりましたが、本題の教育についてです。最近プロの先生と囲碁普及の話をした時に学校などでの囲碁授業について話しました。近年、囲碁普及の一環で大学、高校、中学校、小学校、保育園、幼稚園の授業や教室などで囲碁が取り上げられています。今では単位も取得可能で東京大学、名古屋大学、早稲田大学、慶応大学など約22校の大学で公立・私立問わず取り入れられています。大学の授業名をみると、囲碁をビジネスや思考、マネジメントの力を伸ばすためのツールとして使っているように感じます。

高校、中学校、小学校でも正課授業として取り入れられているところも多く、驚くと同時に嬉しかったです。幼稚園や保育園では体験教室として囲碁を教えているそうです。

囲碁は自分の思考に埋もれながらも、相手の思考をよむゲームです。この思考する力はどんな事をするのにも役に立ち。さらに礼儀作法も多少は学べると思うので。これからも教育と囲碁は良き関係である事を願ってやみません。

第5回こども棋聖戦

今週末はいよいよ子供棋聖戦全国大会が岡山県倉敷市で行われます!

低学年の部には夏期特訓や合宿などに良く参加する羽根和哉君が愛知代表、三戸秀平君が岡山代表として参加、高学年の部には昂征が栃木代表、文萌が埼玉代表、慧磨が東京代表、太郎が東京代表、真輝が静岡代表、そして今年の春合宿に参加していた宅見悠作君が大阪代表、松田智貴君が高知代表として参加します。

もう予選リーグの組み分けは出ています。先ずはそこを抜け全員が決勝トーナメントに進む事を願います。しかし全国大会には独特な雰囲気があります。自分が全国に行った時感じたのは、練習不足(囲碁から離れて3年目でした)と気持ちのオンオフの大切さでした。もちろん今回出場する生徒たちは勉強量なら表彰台を独占する事も可能だと思います。しかし気持ちのオンオフは人により方法が異なり本当に難しいです。自分は試合当日の朝に洪道場により棋譜並べをして気持ちを高めていたのが懐かしいです^^生徒のオンオフは今までの全国大会などを通してある程度は癖が分かるので少しでもそこをケアしていこうと思います。

 

さて、今日の脱線は韓国の囲碁雑誌を少し話題にしたいと思います。

月刊パドゥックと言う雑誌です、パドゥックとは韓国語で囲碁という意味です。自分が現役の時からお世話になっていた雑誌で、詰碁や実践解説はもちろん一番優れているのが流行布石の研究です。これは情報発信のスピードがとても速く、例えば世界戦で先月打たれた最新布石&定石などが、韓国で研究されて発表されます。本当に棋士を目指す人にはとても貴重な資料だと思います。

そしてなんと2015年の12月号に洪道場の写真が掲載されました!!一力先生が農心杯で三連勝という快挙を成し遂げたのでその特集が組まれそこで少し洪道場の勉強風景が紹介されていました。昔から読めないながらも愛読していたので、本当に嬉しかったです^^

日々、感謝!!

こんにちは。今回は道場の日常風景をお伝えしたいと思います!!

道場では夜間以外、碁石の音が鳴りやむ事がありません。話している事は囲碁の話題ばかり!!まさに囲碁漬けです^^

今日は囲碁のドラマについて話をしていました。韓国のドラマですが今はTSUTAYAなどでレンタルが出来る「ミセン」というドラマです。

囲碁の天才少年が後一歩のところで入段が叶わず、更にいろいろな不幸にあいながらも社会人として立身していくヒューマンドラマです。あまり詳しく書くとネタバレになりますので書きませんが、韓流ドラマが好きな人はもちろん囲碁好きな方(これを読んで下さっているあなたです!!)も楽しめると思いますので、機会があれば手に取ってみてください^^

道場にはたまに英語のメールが届きます。今年もイスラエル出身の方が碁の勉強で数ヶ月道場にいた事もありました。その方は今アメリカの大学院に入り忙しそうにしていますが、メールでこの対局はどうですか?など、と質問をいただいたり、道場生の活躍があった際にはお祝いのメールをくれたりします!本当に嬉しいです^^昨晩の遅く日付が変わった後に送ったメールのお返事も朝の6時にはこちらに届いていました、いつも返事が遅くなり申し訳ないです^^;

最後にもう一つ嬉しかった事を書こうと思います。先日、道場出身の小山空也先生がいらしていたので、「今日はどうしました?」と聞いたところ「下の子を教えに来ました^^」「新しい子も増えたので名前も覚えたいですし^^」とおっしゃっていました。本当にありがたく嬉しい気持ちでいっぱいになりました。出身棋士には本当に日頃からお世話になりっぱなしで、他にも生徒の課題などを採点して掃除をして生徒の指導に助言をしてくださる方などもいるくらいです。何度も繰り返すようですが、本当に感謝しております!!いつも応援しています^^