月別アーカイブ: 2015年5月

第2回夢百合杯

第2回夢百合杯世界囲碁オープン戦の総合予選が5月22日から26日にかけて中国棋院で行われました。                                                  洪道場出身の棋士では平田智也四段、藤沢里菜二段、芝野虎丸初段の3人が参加しました。                   また、アマチュア枠では洪道場で師範を務めて頂いている山田真生さんが参加しました。                      結果は平田智也四段が朴硬根三段に惜しくも敗れてしまいました。                 芝野虎丸初段、山田真生さんが1回戦を勝利しましたが、2回戦で敗退。                                藤沢里菜二段は1回戦、2回戦を突破しましたが、3回戦で残念ながら敗退となりました。                       残念ながら日本勢の決勝進出は成りませんでしたが、皆が一生懸命頑張りました。                            山田真生さんが2回戦で打った相手の安正己さんは世界戦でプロ棋士を相手に勝ち上がる程の実力者でしたが、その強豪を相手に必死によく戦いました。                                      藤沢里菜二段も2回戦では韓国の女流トップ棋士の崔精五段に勝利する等の大健闘でした。惜しくも3回戦で中国の王晨星五段に敗れはしましたが、世界のトップ棋士達を相手に不足が無い事を証明してくれました。                                                          夢百合杯の本戦は7月7日に行われますが、洪道場出身棋士の中で唯一シード選手に選ばれた一力遼七段が世界の強豪達を相手にどんな戦いを繰り広げるのか今から楽しみです。                    同じくシード選手に選ばれた結城聡九段、伊田篤史八段にも是非勝ち上がって欲しいです。

オセロ

5月初旬に井の頭公園に遠足を兼ねて囲碁勉強会をしに行きました。
毎日家と道場を往復する繰り返しなので、気分転換も兼ねて青空の下で碁を打ってみようと思いました。しかし道場生達はあまり乗り気ではなかったようです(笑)何でわざわざ公園で囲碁をやるんですか?碁盤の持ち運びはどうしますかなど。。もっともの指摘でした^-^

しかし私は発想の転換が大事ではないかと思います。囲碁は室内でやるものだと無意識に思い込んでいるかも知れませんが、それは違うと思います。私は碁盤と碁石があれば、どこでも楽しめるものだと思います。外での勉強も楽しいと思います。cafeでコーヒーを飲みながら一局打つ、そういうのが普通に見えるならどれだけすごいかなと想像します。

当日は天気もとても良く、木陰の下だったので涼しい風も気持ち良かったです。みんな最初は恥ずかしかったと思いますが、段々碁に集中して周りが気にならなくなっていました。お昼には準備してきたお弁当を食べたり、散歩やボートに乗ったり、みんな遠足気分でとても楽しく過ごしました。その後はまた囲碁の勉強でしたが。。。(笑)

井の頭公園はとても良い公園です。散歩はもちろん運動の場所としても最高です。そしてボート乗り場や動物園、恋愛祈願のための神社やジブリ美術館などたくさん楽しめる場所があります。吉祥寺なのでおしゃれなお店、美味しいお店もたくさんあるので買い物や食事も楽しめます。もしお時間がある方はぜひ行ってみてください。特にジブリ美術館がおすすめです。予約必須です!^-^

FullSizeRender

IMG_2292

みんなと勉強をしている時にたくさんの方々が私達の横を通りました。関心を持って観戦してくださる方もいれば、何をしているのか不思議に思いながら通り過ぎる方などいろんな方々がいました。とても珍しかったでしょうね。公園で小学生くらいの子達が静かに碁盤に集中している姿は確かに不思議で興味深い光景だったと思います。しかし通る方の中には「オセロしている!」とおっしゃる方も多かったです。たまたまそういう方が多かっただけかも知れないですが。。そうなんです。囲碁はオセロと区別が出来ないほど一般の方には馴染みのない存在かも知れません。改めて囲碁普及の大事さを感じた一日でした。

私はもちろん囲碁界のみんなが一丸となって、もう少し囲碁の良さを伝えるべきだと思いました。プロ棋士も権威意識を捨てて、今よりもっとファンに近い存在になろうと努力するべきだと思いました。ファンのいない世界ではプロも存在できないと思います。一緒に撮った写真、サイン、握手などファンのために少しでも気を遣えばとても喜んでもらえると思います。

野球選手にはノルマがあって、義務的にファンにプレゼントするサインボールに毎日のようにサインをしているとある本で読んだ事があります。私が以前ミュージカルを見に行った時ですが、好きな俳優が公演終了後、玄関まで出てひとりひとりに挨拶しているのを見てとても感動しました。私にも握手してくれて、サヨナラと手を振ってくれました。とても嬉しかったです。また見に行きたいと思いその劇団の会員になって今も時々見に行っています。

囲碁界でもタイトル戦で日本各地に行くと思います。例えば、日本一の井山先生にお会いできて握手も出来て写真も撮れたらどれだけ嬉しいか分かりません。その方はその事が一生の思い出になって囲碁界をずっと応援してくださるでしょう。もっとそういうイベントが増えて欲しいですね。我々みんな頑張らないといけませんね。私も精一杯頑張ります!

2015年洪道場夏季特訓のご案内

今年も暑い季節がやってきました!最近では、小学校受験や中学校受験も一般的になりましてよく「勝負の夏、夏は天王山」などの言葉を電車やCMで見かける機会が増えました。

これは勉強量に差をつけやすい又つけられやすい季節であるからです。もちろん囲碁の勉強にも当てはまります。普段は学校に通っている生徒が朝から勉強できるとても貴重な時期になるでしょう。また普段から囲碁の勉強に打ち込んでる生徒にとっても大きな大会がありプロ試験がありと重要な時でもあります。

 

全体として言える事は、自分の自由な時間が増えると言う事です。この”自由な時間”の使い方で人生は簡単に変わったりする事があります。

電車での移動時間、ご飯休憩が終わった後の10分間、対局が終わり次の手合までの数分間、このような時間を有効に活用できる人はどんな世界でも有能な人材となるでしょう。

 

さて、そろそろ話題を本筋に戻したいと思います。

2015年の夏も洪道場では夏期特訓を開催致します。外部にも若干名の募集をかけたいと考えています。詳細につきましては上にスクロールしていただくと、”2015洪道場夏期特訓案内”というバナーがありますので、そちらをクリックしてご参照ください。

わらび会との交流戦

こんにちは。今回は交流戦の風景を紹介しようと思います。

4月29日にあった交流戦ですが、今回来ていただいたのは蕨市を中心に活動されているわらび会の方々です(道場にもわらび会出身の生徒が在籍しています)。全国大会でも名前を拝見したことがある方などもいらっしゃり、生徒たちもたいへん勉強になったと思います。院生はアマチュアの大会に参加出来ないので、特に実のある交流戦になりました。戦績はIMG_0700 IMG_0708洪道場の12勝6敗でした。

こうした交流戦では院生手合などではなかなか出てこない様な実戦的な手も多くでてくるので、局後の検討にもより熱が入っていました。

 

わらび会の皆様には、このような交流戦の機会を賜りましたことを、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

異文化交流

今日は第2回グロービス杯世界囲碁U-20に出場していた欧州、北米、アジア・オセアニア代表の選手3名が道場に来て交流戦をしました。

3人とも実力が高く、囲碁を勉強する環境が整ってない中でもこれだけ強くなれるのは本当にすごい事だと思います。その点、道場に来ている子は恵まれているのでもっと貪欲に勉強して欲しいですね。

道場では普段からこのような交流が頻繁に行われるのが特徴の一つです。

今日も日本語、英語、中国語など様々な言語が飛び交っていて不思議な感じでした。

囲碁を通じてこれからも世界各国さまざまな人と交流出来ればいいですね。IMG_2362

 

文化交流

adasこんにちは。今回は遠くの国から来ている生徒にスポットを当てたいと思います。

イスラエル出身で今期からハーバード大学院に入学が決まっているシオンさんです。

 

大学の単位を早めに取得し終わり大学院が始まるまでの期間で囲碁の勉強をするために日本にいらしてます。

とても勉強熱心で検討会でも積極的に前にでてきます。アメリカでの勉強は対局が主だったらしく、この一週間で三年分の詰碁を解いたと嬉しそうに話していました。

アメリカやヨーロッパでプロ制度が確立してまだ日は浅いですが、こうした囲碁のグローバル化はとても嬉しいニュースです。今後も日本の囲碁界そして世界の囲碁界に少しでも力になれれば幸せだと考えています。

近い将来、シオンさんのアメリカ棋戦での活躍が今から楽しみです。

スポーツと囲碁の世界について

今日はスポーツの話を書こうと思います。スポーツというとかなり幅広いですが,勝負の世界で戦っているという面では共通点も多いと思います。                          昨日はボクシング界でフロイド・メイウェザーVSマニー・パッキャオという世紀の一戦が行われました。ボクシングはスポーツの中でも特に過酷な競技の一つで身体は勿論、精神面もかなり酷使するので、その点では囲碁と似ているのかなと思います。

自分はボクシングファンではないのですが格闘技全般を見るのが好きなので、かなり楽しみにしていましたが、残念ながらライブで見る事は出来ませんでした(ノω・、)              しかしながら、結果を知っていても戦っている二人の迫力がすごく、見応えのある試合でした。
試合は戦前の予想通りメイウェザーの判定勝利で、つまらないと思った人も多かったと思いますが、私はそうは思いませんでした。なぜならパッキャオの良さを殺して自分のスタイルを貫いたメイウェザーの勝利だったので、ボクシングに詳しくない私でも本当の勝負師を見たような気がしてとても興奮しました。

全世界が注目したこの試合ですが、なんと数百億という莫大な金額がこの1試合で動いています(*゚Д゚*)
囲碁界では考えられない事ですね(^_^;)
スポーツの世界では一人ひとりにスポンサーがつくのが当たり前の世界ですが、囲碁では各棋戦ごとにスポンサーがついても個人にまでは至ってません。                   例えば、最近だとCMで錦織選手を見かけますが、テニスを知らない人でも誰かはわかりますよね。もしそれが囲碁界のトップ棋士だった場合どうでしょうか?、囲碁を知らない人は誰だかわからないですよね。この事からも分かるように囲碁は現状、世間の人には認知度が低い競技なので、スポンサー側にメリットが少ないと思います。それに、テレビ放送があってもある程度打てる人じゃないと状況が分かりづらい点もネックとなっています。

これから囲碁界ももっと普及活動に力を入れ、世界規模の試合がもっと増えて行けばと思います。